自分はマッチョ!?デブ!? BMI(体格指数)ではなくFFMI(除脂肪量指数)をウォッチしよう。


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自分はマッチョ!?デブ!? BMI(体格指数)ではなくFFMI(除脂肪量指数)をウォッチしよう。

BMI(体格指数)ってなに? FFMI(除脂肪量指数)ってなに?

BMIという言葉は、なんとなく皆さん聞いたことがあると思います。
身体測定などでも一般的に使われている指数ですね。

BMIはBody Mass Indexの略で、体格指数のことで体重と身長から計算されます。
BMIの計算式は下記です。

BMI(体格指数)

体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗
※身長がcmではなくmなのでご注意

つまり、BMIは身長と体重から体格が細いのか太いのかを測ることができます。


「脂肪より筋肉の方が重い」ということも聞いたことがあると思いますが、
ぱっと見た感じ太い体格でも、ガッチリ筋肉なのか、たっぷり脂肪なのかはわかりません。

そこで、身長と体重に加え、脂肪量も加味した指数、FFMI(除脂肪量指数)が出てくる訳です。
FFMIの計算式は下記です。

FFMI(除脂肪量指数)

除脂肪体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗
※身長がcmではなくmなのでご注意

  

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FFMIの基準と計算例

男性のFFMIの基準 

20未満 一般の方
20~22 筋トレなどで鍛えている方
22以上 トップアスリート級

 

女性のFFMIの基準 

15未満 一般の方
15~17 筋トレなどで鍛えている方
17以上 トップアスリート級

 

男性なら20以上、女性なら17以上を意識しながらダイエットや筋トレをしていくと、
リバウンドしにくく健康的な身体づくりと言えそうです。

 

FFMIの計算例

Aさん Bさん
身長(m) 1.8 1.8
体重(kg) 80 80
体脂肪率(%) 25% 15%
除脂肪体重(kg) 60 68
BMI 24.7 24.7
FFMI 18.5 21.0

 

AさんとBさんは、同じ身長と体重ですので、BMIは同じ数値になっています。
厚生労働省の基準によると、男性はBMI=25以上で肥満の仲間入りですので、
健康診断の結果では、BMIのところに「もう少し痩せましょう。」とか書かれている可能性があります。

しかし、FFMIをみるとBさんの数値の方が高いのが分かりますでしょうか。
このBさんはかなりマッチョなはずの数値です。

身長と体重だけでは、太っているのか筋肉質なのかはわからないということになります。
身長に対して、どの程度の脂肪と筋肉があるのか?が判りやすい指数となります。

ぜひ、みなさんもご自身のFFMIを計算してみましょう。
ダイエットや筋トレをしている方は、FFMIの数値をチェックして効果が出ているのかを見てみましょう。
体重を減らすだけがダイエットではなく、筋肉はできる限り残しながら脂肪を落としていくことを心がけましょう。

 

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